Biwaneco Surf

南千葉のサーフィン日誌であります

冬用のウェットスーツはネックエントリーのセミドライ

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オーダーしていた5mmのセミドライが到着した(少し前に)

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裏起毛もバッチリ。

届くと早く着てみたい(海で)ものである。

しかし南千葉の水温はというと、ありがたいことにまだまだ暖かい。

 

前シーズンまで使用していたBe Wetのacousticはネックエントリーのチェストジップでネットでたしか既製のMサイズを購入したが、奇跡的なジャストフィット感でありデザインもクラシックな感じでモモやお尻周りはジャージ素材、それ以外はラバー。

防寒性、動きやすさ、脱着のしやすさ、どれも申し分無く、それはそれは気に入って3シーズンをともにすごしたのでありました。

ウェット相手に盟友のような感覚です。

私は寒がりで、さらには3mmあたりの裏起毛がついている高機能なものは持っておらず。

よって11月後半〜4月いっぱいくらいまでセミドライを着ているという(このウェットが好きだったからというのもある)、、よく考えると、1年の内の5ヶ月以上、つまりは50%近くはセミドライを着ていることになる。

海に行けるのは週1~2回、多くて3回という使用状況であります。

つまり単純計算で40〜50日間はセミドライを着ているという驚異的な数字となる。

 

去年の冬シーズン到来の時点でけっこうボロボロでで

"今年こそはオーダーしたセミドライを手に入れるぞ〜"と漠然と予定してたものの、12月と3月に2週間ずつ台湾へサーフトリップへ行ったりなど。

どーしようかなぁーと悩んでる間に日々が過ぎて行ったのでありました。

その間はウェットバンド、継ぎはぎ、針と糸で縫いまくり、おっさんが夜なべして、なんだかんだほぼ毎週補修しながらシーズンを乗り切ってしまった。

4月には着るたびにどこかが裂けるという状況となり

3mm/2mmのジャージへ移行する際に、共に戦った仲間との辛い別れとなったのでありました。(普通にゴミとして会社で処分したけど)

墓石でも建てたいくらいの、友人は言い過ぎだけど、大切に飼っていたペットが亡くなってしまったような感覚となりました。←大袈裟 ←でもホントに

 

 

そんな素晴らしきウェットスーツとの出会いと別れを経てついに新しいセミドライと出会うことになったのである。

 

夏の終わり頃からいったいどんなウェットスーツが良いかなーと考えていたわけだが、

 

①オーダーというものをしてみたい

②やっぱネックエントリー

③海で見ていて、なんかネックウォーマーみたいになってるやつが気になる

④海で見ていて、なんか脇の下にかなり余裕がある作りのやつが木になる

⑤シンプルな柄のもの

 

自分のリクエストはこういった具合だということに気づいた。

よく通うサーフショップがあったりすると、すぐに解決するんだろうけど、残念ながら私には今のところそういったサーフショップがない。 泣

人見知り気味な性格もあり、たまにリーシュを買ったり、ワックスやリペア剤、ビーチサンダル、緊急にフィンを買ったり。

と、それくらいで、サーフショップに通って仲間たちとサーフィン談義やいろいろと、憧れるけれのだけれどもどうしたら同じサーフショップに通うようになるのだろうか??

うーむ 

 

ということでやはり仕事の空き時間などでネットでいろんなセミドライを検索する日々。

わくわくするけど、実際のところどれにすれば良いかよくわからない、お店に行ってどこまでオーダー出来るのか?(特に③④の項目あたり)、メーカーは裏起毛の種類など、、うーむ どれも良く書いてあるし悩んでしまう。

 

こーゆー時はインスピレーション

 

なんでもピンと来たものというのはとても良く長い付き合いとなるのだ。

だが、ピンと来るものというのは少なく、大抵の場合まーこれでと選んだ物や行動はそれなりの結果となる。

 

あまり期待せずネットサーフィンをしてると

 

https://www.rakuten.co.jp/hirukawa/

 

ウェットスーツ HIRUKAWA

というウェットスーツ屋さんが目に止まった。

なんと場所は東村山市、地元のすぐ近くでもありなぜこんな海から遠い場所で!?と親近感が湧いた。

ウェットスーツの感じも①〜⑤を全て網羅している。

しかも安い。

 

気になってHIRUKAWAさんの記事を読んでゆくと、職人気質な情熱やウェットスーツ愛に触れた気がした。これはこれはビビビッ!

ピンと来た!!

これだっ!! 

 

採寸は自分でしてオーダーシートに記入していくというスタイルでさっそく計測してメールを送る。

「首からお尻までの数値が少しおかしいので再計測お願いします。」

と返信が来る。

たった数センチの違いを数字だけですぐにわかってしまうところや、こういった返信をすぐにしてくれる。

まさに職人肌でとても丁寧な対応。

もうかなりの信頼感。

さっそくカッチンやawaitedのお客さん数人に測ってもらいもう一度オーダーシートを送りなおした。

(8月31日に最初のオーダー、9月2週目に訂正したオーダー完了で10月末には届きました)

8月中にオーダーで¥3,000off → ¥28,500

安すぎる。これで良いのだろうか。

届いたものはこれはこれは丁寧な裁縫が施されており、ジャージの生地も軽く伸びもよい。

こんなにしてくれて、安すぎる。

感謝感謝です。

 

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ジップレスのフルネックエントリー

ネックリングは3種類も送ってくれて、さらに首回りの修理は1年間修理無料だと。

なんという優しさ。

 

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脇周りはゆったりしていてパドリングは飛躍的に楽ちんとなった。

3/2mmのジャーフルに寒い朝一は1mmのボディスーツを着てたがそれよりも軽い。

 

まだ水温は暖かいが11/5の朝一に北風が強かったので、着てみたら、浸水も少なく、なんという快適感、少し日が出てきたら暑い。フルジャージで膝以外ラバー面はないのだけど、防寒性はまったく問題なさそうだ! 

 

これで冬シーズンもどんとこいだ!!

 

yea!!!